オール電化マンション急増
この数年でオール電化マンションにしている家庭が急増しているようですが、このオール電化マンションと言うのは、ガス設備が一切ないマンションのことを指します。
太陽光発電と同じように普及し始めているオール電化マンションですが、全体の比率から見ると、まだ導入している世帯数は少ないのが現状となっています。
集合住宅で問題とされていた1つに、ガス漏れによって爆発が起こると、同じ建物に住んでいる多くの世帯の方々にも大きな影響が及び、爆発が起こった階より上に住んでいる人への被害は甚大です。
その為、オール電化が市場に出回ってからは、建築される高層マンションほど、安全性を重視しているオール電化を導入した建物が多くなっており、管理会社としてもガス爆発による被害を減らしたいので、経営的に大きな被害を受けるので当然の傾向かもしれません。
少しずつ認識も高まって増え続けているオール電化住宅と比較してみると、オール電化マンションの普及は遅れているようですが、それでも3年前と比べると確実に増えています。
ただ、既に建造されているマンションを、オール電化にリフォームする場合、一戸建てとは違って困難なのですが、一般家庭で使用する電気は100Vととなり、オール電化の設備では200Vの電圧が必要となる為、それぞれの部屋に200ボルトの配線を引きこむのが難しいのです。
オール電化住宅の建設
新しくマンションを建設する場合は、初めからオール電化にする事を決めているので容易なのですが、リフォームしてオール電化を実現することは困難と言うこともあり、一戸建て住宅よりも普及が遅れてしまっているという理由もあります。
それから、オール電化マンションを建設するには、従来のマンションを建てるのと比べても、建築するための費用が大きく違ってきますので、オーナーとしても需要や資金的な問題で設置することが出来ない場合もあります。
つまり、オール電化マンションに住む人にとっては経済的な利点が大きいのですが、マンションのオーナーからしてみたら、建築費用が高くついてしまうので、初期投資のリスクが大きくなることから、オール電化を避けている方が多いのです。
建設する為の初期投資が高くなることによって、その分を家賃で取り戻すことになるので、入居者の負担が大きくなって、逆に収益が上がらない事も考えられ、従来までの電気とガスを併用したマンションで建築した方が良いと考えている方が多いです。
オール電化マンションのメリットは、光熱費が電気に集約されることによって、使い方次第では毎月の電気料金を安く済ませる事が出来ますし、ガスを一切使う事はありませんので、ガスの基本料金も掛かる事もなく、ガス漏れなどの危険性もなくなります。
マンション経営をしている方でしたら、少し様子を見るためにも小規模のオール電化マンションを建てられてみても良いのではないかと思います。